今から海外ATMキャッシングで外貨両替する方法をステップごとに確認しましょう。
タヌキだけでなく人間誰しも初めてのことには不安になってしまうもの。。。
みなさんも初めての英語表記のある海外ATMの操作に少し心配になってしまいますよね。
しかし、海外ATMキャッシングで外貨両替は両替手数料(正確には利息)の安さもそうですが、一度覚えてしまえば大変便利です。
ATMは空港、銀行、ショッピングモールなど主要な箇所には必ずあり探す手間がかかりませんし、24時間いつでも利用できます。
また、ATMは機械なので壊れていない限り、両替時にお金をごまかされることもないんですね。
今から海外ATMキャッシングで外貨両替する方法をステップごとに確認していきましょう。
- 事前準備:クレジットカードと暗証番号の確認
- 国際ブランドに対応したATMを探す
- ATM操作STEP1:クレジットカードを挿入
- ATM操作STEP2:暗証番号を入力
- ATM操作STEP3:引き出し(利用内容)を選択
- ATM操作STEP4:クレジットカード(サービスの種類)を選択
- ATM操作STEP5:金額の入力
- ATM操作STEP6:現金を受け取る
- ATM操作STEP7:ATM終了確認
- ATM操作STEP8:クレジットカードと利用明細書を受け取る
Contents
事前準備:クレジットカードと暗証番号の確認
クレジットカードであれば、ほぼどれでも海外でキャッシングが可能ですが、当サイトおすすめの最も外貨両替に適している「MasterCard」のセディナカードを用意しておきましょう。
もちろん、クレジットカードには海外キャッシング枠を設定しておいてくださいね。
また、普段からクレジットカードを使っていてもショッピング時にサインだけで済んでしまうことが多いので、暗証番号が忘れがちになっているかもしれません。
暗証番号を忘れてしまった場合は必ずクレジットカード会社に確認しておきましょう。
国際ブランドに対応したATMを探す
海外ではVISA/MasterCard/JCBなど国際ブランドによって使用できるATMが異なります。
海外渡航先に到着したら、以下のマークがついているATMを探しましょう。
「VISA」クレジットカード
「MasterCard」クレジットカード
「JCB」クレジットカード
渡航前に事前に調べてみたい場合は以下のリンク先でATMを検索することができます。
ATMの外観例
ATM操作STEP1:クレジットカードを挿入
ATM画面に「Insert Your Card(挿入口にカードを入れてください)」と表示されるので、カード挿入口にクレジットカードを入れます。
以下の例のように、海外では日本とは違うカード挿入方法の場合もありますので注意してください。



ATM操作STEP2:暗証番号を入力
ATM画面に「Enter Your PIN*1, Then Press Enter(暗証番号を入力し、最後にEnterキーを押してください)」と表示されるので、暗証番号(4ケタ*2)を押し、最後に「ENTER/YES」キーを押します。
機種によっては最後の「ENTER/YES」キーを押さなくてもよいものもあり、その場合は暗証番号を押すだけで自動的に次のステップへ進みます。
もし暗証番号を3回間違えるとクレジットカードがロックしてしまい、クレジットカード会社に連絡して解除してもらうまで、利用出来なくなります。
最悪、帰国してからでないと解除されない場合もあるので要注意です。
*1:英語では暗証番号のことを主にPIN(Personal Identification Number)といいます。
他にも暗証番号は以下のような表現があります。
・Personal Identification No.
・ID Number
・Personal Number
・Secret Code
*2:国によって暗証番号の表示桁数や入力方法が異なる場合があります。
海外渡航先の国 | 暗証番号入力方法 |
---|---|
中国・香港・台湾・インドネシア・タイ・韓国・マレーシア・フィリピン・シンガポール | 機種により6ケタの入力表示がありますが、4ケタの暗証番号入力後にENTERキーを押すと次に進みます。 |
ベトナム | 機種により6ケタの入力表示がありますが、4ケタの暗証番号入力後に「0」を2回入力し、ENTERキーを押すと次に進みます。 |
イタリア | 機種により5ケタの入力表示がありますが、4ケタの暗証番号入力後にENTERキーを押すと次に進みます。 |
ATM操作STEP3:引き出し(利用内容)を選択
ATM画面に「Select Type of Transaction(ご希望の取引内容をお選びください)」と表示されるので、「WITHDRAWAL」または「CASH ADVANCE」を選択します。
ATM操作STEP4:クレジットカード(サービスの種類)を選択
ATM画面に「Select Account for Withdrawal(キャッシングの方法をお選びください)」と表示されるので、「CREDIT CARD」または「CREDIT ACCOUNT」を選択します。
この後、「CURRENCY(現金)」または「トラベラーズ・チェック」を選択する画面が入る機種もありますが、現地通貨(外貨)を引き出すのが目的なので「CURRENCY(現金)」を選択します。
ATM操作STEP5:金額の入力
ATM画面に「Enter Whole Dollar Amount in Multiples of $20 Up to $200,Then Press Enter($20単位で$200までご利用金額を指定し、最後にENTERキーを押してください)」と表示されるので、金額を指定して最後に「ENTER/YES」キーを押します。
ATMにカメラを隠して暗証番号を盗撮する犯罪手口があるので、暗証番号を入力する際、手で隠しながら入力する癖をつけましょう。
このようなスキミングといった犯罪行為はイタチごっこで、盗難保険もあるので極端に神経質になる必要はありませんが、自分のできる範囲で自己防衛する心がけを持つと良いと思います。
1回の操作で利用できる金額は機種によって異なり、数字キーで金額を入力する場合と、画面上のいくつかの金額のなかから選択する場合があります。
ATM操作STEP6:現金を受け取る
ATM画面に「Please Take Cash(現金をお受け取りください)」と表示され現地通貨(外貨)で現金が出てくるので、そのまま現金を受け取ります。
海外のATMでは現金が空の場合があります。
挿入したクレジットカードがなかなか戻ってこない場合が多くありますが、絶対にATMを離れずに10分程度は待ってください。
それでもクレジットカードが戻ってこない場合は、ATMに記載のある電話番号に連絡するかクレジットカード会社に連絡しましょう。
ATM操作STEP7:ATM終了確認
ATM画面に「Would You Like Another Transaction?(引き続き操作を続けられますか?)」と表示されるので、操作を終了する場合は、「CLEAR/NO」キーを押します。
引き続き現金を引き出す場合は「ENTER/YES」キーを押します(「ATM操作3:引き出し(利用内容)を選択」に戻ります。)。
ATM操作STEP8:クレジットカードと利用明細書を受け取る
ATM画面に「Please Remove Card and Take Receipt(カードとご利用明細書をお受け取りください)」と表示されクレジットカードと利用明細書(レシート)が出てくるので、クレジットカードと利用明細書を受け取ります。
最後にATM画面が最初の画面表示になっていることを確認します。
利用明細書は必ず保管し、後日クレジットカード会社よりお知らせする「カードご利用代金明細」と照合してください。
「ATM操作6:現金を受け取る」でクレジットカードが戻ってこない場合でもレシートは出てきます。
ATMを利用した証拠となりますので、この場合でも必ず保管しておいてください。
まとめ
海外ATMキャッシングで外貨両替する方法を解説してきましたが、いかがだったでしょうか。
ATMによって操作が今回の操作例と少し異なるところもありますが、慌てずに順番通りにやれば必ずできるはずです。
調べてみたところ、JCB公式サイトでATMシミュレータがありました。
以下のリンク先から海外でのATMの利用方法をバーチャル体験できますので、実際に試してみるのが良いと思います。
また、はじめて使うクレジットカードであれば、まずは国内キャッシングできちんと現金が引き出せるのか試してみるのもいいかもしれません。
一度覚えてしまえば大変便利な海外ATMキャッシングでの外貨両替もあくまで借金です。
セディナカードであればキャッシング日から2~3日もすれば、金額として反映されるので、ネット上で繰り上げ返済のできるPay-easy(ペイジー)ですぐに返済してしまいましょうね。

主な特徴 |
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年会費 | 無料 |
国際ブランド | VISA/MasterCard/JCB |
ポイント基本還元率 | 1% |
海外ショッピング 実質手数料 |
VISA/MasterCard:0.63% JCB:0.6% |
為替レート | VISA/MasterCard/JCBの各レート |
総合評価 | ![]() |